頭を打った覚えがなくても起こる脳出血

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慢性硬膜下血種―

頭を打った覚えがなくても起こる脳出血に「慢性硬膜下血種」という病気があります。

急に尿失禁を繰り返すようになった、急に認知症のような症状が現れた、いびきをかいて寝ていて起こしても起きない・・・・・。

慢性硬膜下血種は、コツンと頭をぶつけた程度の軽い頭部の打撲でも発症のきっかけになります。

頭をぶつけた直後は、何ともなくても、頭の中で微量な出血が続き、血の塊が少しずつ大きくなり、脳を圧迫します。頭痛や吐き気、手足の麻痺などの他に、前述のような症状も起こります。これらの症状は、頭をぶつけた1か月後ぐらいから現れてきます。症状を見逃したりそのままにしたりすると、命に関わることもあります。特に高齢者(脳の萎縮がある)、

血をサラサラにする薬を飲んでいる人は要注意です。

高齢者が頭をぶつけた場合、念のため1か月後ぐらいには脳の再検査を受けたほうがいいでしょう。                      (マイタウン11月号)

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百合ヶ丘 いしだクリニック-川崎市麻生区の脳神経外科・頭痛外来・内科