ロコモ予防~健康寿命を伸ばそう

「ロコモ」とは、ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)の略称です。筋肉・骨・関節といった運動器の障害が起き、歩行などの移動能力が低下した状態を言います。50代以上で腰痛や膝痛など運動器に何らかの支障がある人は将来、要介護となるリスクが高いロコモ予備軍と言えるでしょう。
予防のための対策として、特に下肢の筋肉(太もも、ふくらはぎ)を運動で鍛えることが重要です。「筋肉ケア」を意識し、週2回の適度な運動習慣と、毎日の生活の中で少し負荷をかけた運動を心掛けることがポイントです。さらに筋肉強化のため、たんぱく質(肉や魚)を食べることも重要です。
健康に日常生活を送れる「健康寿命」を伸ばし、いつまでも自分の足で歩き続けていくために、ロコモ予防は今こそ必要です。
今春、アクアピアサロンでロコモ予防教室が始まる予定です。
(マイタウン H.27年4月掲載)

Column
百合ヶ丘 いしだクリニック-川崎市麻生区の脳神経外科・頭痛外来・内科