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高齢者のめまい、ふらつきが増えています

高齢者の人で冬場になって「めまい、ふらつき」を訴え受診する人が多く、その原因は「中枢性めまい」、すなわち脳梗塞など脳が原因で起こるのが少なくありません。重大な病気の前触れの場合もあり注意が必要です。

めまいには、ぐるぐる回っている「回転性めまい」、ふらふらする、ぐらぐらする「浮動性めまい」、ふーとなる「失神性めまい」などがあります。

めまいは体の平衡感覚、バランスが崩れて起こる症状です。バランスの感覚に働いているのが、目・耳・首の筋肉・手足の関節などにあるセンサー【感覚器】です。それらの感覚が、頭や体の位置に関する情報を脳【平衡中枢】に伝えています。これらの情報がきちんと一致して伝わりますが、一部でも乱れると、めまいやふらつきを起こします。耳の病気でもめまい、ふらつきは起こりますが、高齢者の場合、脳の障害でも起こります。脳は大丈夫かと疑うこと、検査して見逃さないことが大切です。

原因で多いのが一過性脳虚血発作、まれに脳梗塞の場合があります。動脈硬化のせいで狭くなった血管のため、血流が悪くなりめまい、ふらつきが起こるのです。この症状は、早朝目覚めたとき、睡眠中やトイレに行ったとき、入浴中などに起こりやすい特徴があります。特に高齢者では脳梗塞になりやすので注意が必要です。

診断は重大な病気を見逃さないことが大切です。主な原因は、動脈硬化ですから事前に検査【頸動脈エコー】で分かります。「めまい、ふらつき」をたびたび感じる場合は、ぜひ早期に検査を受けて予防することをおすすめします。

(マイタウン H.28年12月1日原稿)

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