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脳卒中診断の落とし穴

脳は、それぞれの部位に特定の働きが決まっています。

急に左半身が麻痺した時は右脳に異常があり、言葉が出なくなった時は左脳に異常があります。麻痺、しびれや言語障害など、わかりやすい症状は診断が容易です。しかし、脳は、情緒や判断、認識など高度な機能もあり、これらの脳機能が障害を受けると診断が困難です。高齢者の脳障害は、認知症や行動異常など、典型的でない症状も多くみられます。

頭痛で来院したくも膜下出血を偏頭痛と診断する。回転性めまいで来院した小脳出血を内耳性めまいとして耳鼻科へ紹介する。視野障害で来院した後頭葉の病変を眼科疾患と診断する。性格の変化で来院した前頭葉の脳卒中を精神科へ紹介するなど、よくある診断に迷う例です。

認知症と共に発病する場合は、特に診断が難しく、日頃からの注意が必要です。

※マイタウン21あさお版 2011年3月1日号掲載

 

 

 

 

 

 

 

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