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気になるふるえ パーキンソン病

 

 人間の日常動作や運動は、自分で意識して必要な筋肉を動かして行います。
 例えば、腕を曲げる場合を考えてみましょう。この時は肘を曲げる屈筋を意識して収縮する動作をしますが、同時に前腕の伸筋を緩める動作を無意識にしています。人間の筋肉運動は、必ず筋肉を緊張させると同時に反対側の筋肉を無意識に緩めているから、動作がなめらかに行えるのです。
 意識してする運動は「随意運動」と言い、「錐体路系」という神経が活動します。一方、動かす筋肉の反対側の筋肉は無意識に緩み、「錘体外路系」という神経が働いています。この調整がスムースに行えない、つまり、この錐体外路系の神経が侵される病気が「パーキンソン病」で、10万人当たり100人の患者さんがいます。特に50歳以上では、100人に1人もいる病気です。

 パーキンソン病の発病は40〜50歳頃で、手足や顔面の筋肉が突っ張って硬くなり、手足のふるえ(振戦)が起こり、動作が非常に遅くなることが最も特徴的です。手足のふるえ、筋肉のこわばり、動きが少なくなる、が主要な3大症状です。  
 早期の症状としては、1)手や指がふるえたり、歩く時の手の振りが少ない、2)足を引きずり、すり足で歩く、3)体が傾く、4)靴の踵の減りが大きいなどです。初めは典型的な症状が出ないので判りにくいのですが、手足の動きが悪かったり、うつ傾向になったりなどのちょっとした症状が病気の予兆である場合がありますので注意が必要です。  
 病気が進むと、姿勢がうまく保てず、転倒しやすくなります。また、手のふるえは親指と人差し指を少し曲げて、ちょうど丸薬を丸めるようなリズミカルな横揺れをします。

 

 

 

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