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長生きのための戦略

〜高齢者のSOSを見逃さない〜

長生きのための戦略は「年代」と「男女」で大きく違うことを理解してください。
「おたっしゃ21」の表を使って、自分でチェックをしてみて下さい。虚弱、転倒、失禁、低栄養、軽い痴呆などが点数により分かります。

<高齢者は生活機能の自立を>
 まず年代ですが、中年期と高齢期の区切りとなる65歳を境として全く違います。
 中年期には、病気の早期発見、早期治療が重要です。特にがんや脳卒中、心臓病、糖尿病など生活習慣病の予防が大切です。
 ところが高齢期では、生活の機能が自立しているかどうかが健康であるかどうかの境目です。病気よりも生活機能がダメになることが怖いのです。からだの衰弱や転倒、低栄養などです。女性の場合は、失禁やうつ状態も問題です。このような一概に病気とは言えないような状態が、高齢期の生活の質を決め、ひいては死亡原因につながります。

<男性は高血圧、女性は筋肉や骨の老化に注意>
 男女でも長生きの戦略は大きく違います。
 男性は脳卒中が多く、高血圧の予防が大切です。
 女性では閉経以降の筋肉、骨格の老化が最大のリスクになります。骨粗鬆症の予防や筋力トレーニングなどが重要です。特に注目して欲しいことは女性のやせ型の人に死亡率が高いことです。これは低栄養によると考えられていますが、本人が全く気が付いていない場合が多いのです。例えば連れ合いに先立たれた一人暮らしの女性で、自分だけのために食事を作るのが面倒になり、弁当を買って食べているうちに、知らず知らずのうちに栄養不足になっているというのが典型的なパターンです。

<歩く速さがひとつの目安に>
 高齢者の特徴は全ての運動能力が平均して落ちます。代表的能力“歩く速さ”を測れば、他の能力は大体分かります。歩く速度をみれば老化度は一目で分かるのです。
早く歩ける人は、他の運動能力も高く、生活能力も落ちず長生きもできます。逆に速く歩く努力をすれば、生活能力も保てますし、元気で暮らせます。

<自分の弱点を自分で調べる>
 最後に、「おたっしゃ21」の表を使って、自分でチェックをしてみて下さい。虚弱、転倒、失禁、低栄養、軽い痴呆などが点数により分かります。その程度によって、自分の弱点が分かり、トレーニングの必要性がはっきりします。

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